病気を患ってから今年3月で10年を経過した。一時復帰した東京から岡崎にいつ戻ってきたかをブログを調べていた。何となく2014年の8月頃だと思っていたが帰岡は9月だったのを知った。ここで、病気後に移り変わった場所を整理する。健常時から一箇所に定住できないモナド的性癖を持っていたのはかねてより感じていたが、病気後の変転もあまりにめまぐるしく、ブログ内で記事を見つけるのも大変だった。これはもちろん患った病気の内容と無関係ではない。まず倒れたのは2012年の3月10日である。手術と急性期リハビリが東京の防衛医大病院で約三週間。そして回復期のリハビリが岡崎における岡崎共立病院での約5か月間である。岡崎で回復期リハビリをすることになったのは東京の病院にはキャパシティがないというのが理由だった。ここまではいいとして、その先があまりに転々としすぎているのである。共立病院を退院して二日後には上京して、溝の口のホテルメッツに泊まりながらマンションを探している。暑い時期で物件探訪が辛かったのは忘れられない。賃貸マンションを契約したのはその約一週間後。病気で倒れてから所沢の荷物を一旦岡崎に運んでおり、これを再度新しいマンションに運んだのは9月27日とある。驚くべきことに病気で倒れて緊急手術とリハビリを行った2012年のうちに、すでに上京と一旦は職場復帰を行っていることだ。（本文から）。

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